古民家改修 事例 ①【2015】
山口市下郷:100年前(大正時代)建造の古民家屋敷をフルリノベーション
曽祖父が建造された御屋敷をフルリノベーションされました。
魅力的にカーブした玄関の天井板仕上。
二間を繋いでリビングダイニングキッチンにしました。
屋根・外壁も上質な本物素材で改修いたしました。
当時からの木製建具、手の込んだの細工が施して有る。
建物の周りを囲むように配された竿縁天井の廊下。
天井の高い、八畳の二間続きの和室(客間側方向)。
天井の高い、八畳の二間続きの和室(控間側方向)。
大正時代の手洗い器とタイルを移設、再利用しました。
換気採光の為、天井に電動開閉天窓を配した洗面脱衣所。
広縁空間は中庭に面し明取りの役目も果たしています。
屋根下地から完璧に直し、特注の三州瓦で葺替えました。
古民家改修 事例 ②【2018】
山口市大内:天保年間より古くから続く庄屋屋敷のフルリノベーション
★離れの改修【2023】は頁の下方事例⑤で紹介いたしております。
昔から在った様に、違和感の無い様に玄関部分を匠に改修、格式の有る両引き分けの玄関戸もグループ工場製。
取次の間から玄関土間を望む。舞良戸扉収納付きの「控の間」(左)と納屋への通用口を配した「玄関土間」(右)。
玄関(隣の10畳間から望む)舞良戸扉収納「控の間」 (左) と納屋への通用口(中央奥)を配した「玄関土間」 (右)。内壁は左官の手仕事による珪藻土塗り仕上。
玄関式台から奥の10畳間二間続き側を望む。手前は美濃石貼りの土間・折矩に配された欅無垢の式台と上框、天井は杉の無垢板張り竿縁納め。昔から在った様に、違和感の無い様に玄関部分を匠に改修いたしました。
控の間(右)から応接兼書斎(左)の間へ連なる。
内部は全て特製の柿渋調塗料塗り仕上げ。
床はサーモアッシュの無垢板、天井は山口県産の杉無垢杉張り。
内部は全て特製の柿渋調塗料で塗り仕上げました。
書斎(応接間)から小屋裏へとつながる、釘を一本も使わず楔で組み上げた梯子式の階段。
書斎(応接間)からLDK側へつながる空間構成で、
TPOに合わせ部屋の広さを自在に調整。【扉開け時】
18畳の広さのLDKには生活導線の良い対面キッチンとカップボードを配置。 内壁は左官の手仕事による珪藻土塗り仕上。水周り周辺はキッチンパネル貼り仕上。
天井に地松の梁丸太現わしの18畳のLDKはサーモアッシュの
無垢床材を用い自然オイル拭き仕上、底冷えのする山口の寒い季節も快適に暮らせるガス温水式床暖房を装備。
古民家改修 事例 ③【2012】
山口市大内:和風中古住宅を古民家様式にフルリノベーション
玄関ホール:重厚な雰囲気の欅無垢玄関式台と舞良戸扉。
客間:欅無垢板の前床付の本格的和室(本間六畳)
隣のLDKとの間は襖から切落し格子折戸に変更しました。
(和室6帖+LD6帖+キッチン6帖)合計18帖からなる構成。
南側には庭園を望むことのできる、5尺幅の広縁空間。
ロフト空間へアクセスできるアクセントの梯子式階段。
洋風レトロな雰囲気の洋間空間。
琉球畳を配した茶室のような雰囲気の和室。
古民家改修 事例 ④【2016】
山口市平川:大正創建の木造平屋建て住宅改修工事
この度、大正当時に藁葺屋根で建設され、その後瓦葺き改修等、何度となく他社でリフォームされてきた経歴を持つ戸建て住宅にお住まいのお客様より、水廻りの改修や間取りの再計画リフォームの御相談を受けました。現地を調査させて頂いた結果、これからも末永く継続して住まわれるご家族の生活スタイルや嗜好に合わせLDKを中心とするリノベーションを行うと共に建物の耐震性に関わってくる耐震壁の増設による耐震補強工事を御提案させて頂きました。
和の美しさを感じる、玄関式台から濃石張りの土間。
丸窓からLDKを望む。
切り落とし格子戸で構成された趣のある中廊下の空間。
開けると風通しの良いリビングダイニング入口付近。
床の間の有る小上がりの畳間。
掘りごたつの有る小上がりの畳間。
厨房側から小上がりの畳間と中庭を望む。
流台天板が1枚の陶器で出来ている、LIXILのシステムキッチン。
古民家改修 事例 ⑤【2023】
山口市大内:事例②の離れの建物を改修させていただきました。
玄関周囲のファサードは左官職人手作業の漆喰塗り仕上とし、伝統的な蔵を思わせる雰囲気に改修致しました。
元から在る軒の深い空間を生かし、雰囲気の在る濡縁を設置。家族で、ここへ腰掛けて庭を楽しむのも良いと思います。
中庭を望む濡縁側の眺め。廊下・玄関ホールへの導線もスムーズです。
丈夫な欅の無垢一枚を用いた造り付の書斎デスク。足元の無垢床・右側の琉球畳面にも底冷えのする山口の寒い季節も快適に暮らせるガス温水式床暖房を装備。
掃出し窓外に広がる濡縁も実用的です。
丈夫な欅の無垢一枚を用いた造り付の書斎デスク。足元の無垢床・手前の琉球畳面にも底冷えのする山口の寒い季節も快適に暮らせるガス温水式床暖房を装備。
掃出し窓の外に広がる濡縁も実用的です。
この家のアクセントになっている丸窓の内側には両引き分けの格子窓を装備。
窓を開けると庭園の緑に癒されます。
内壁は左官職人の手仕事による珪藻土塗り、内部木部は全て特製の柿渋調塗料で塗り仕上げました。
既設軒下空間を改修した玄関ホールの為、天井高はやや低めですが、敢えて勾配天井とすることで茶室のように和モダンな雰囲気を醸し出しております。
玄関ホール床も無垢床材のピノアース、
内壁は左官職人の手仕事による珪藻土塗り、内部木部は全て特製の柿渋調塗料で塗り仕上げました。
玄関ホールエリアから直ぐにアクセスできるLDKは既設の二間を繋いで15帖の広々空間と改修致しました。
LDKの一角には当家御曹司が幼少の頃より愛用されるアップライトピアノを配し、家族の団欒に彩を添える空間構成としました。
南向きで明るい、広さ15帖のLDK。
腰壁は山口県産の杉無垢板張り、上壁と水周りにはキッチンパネルを施しました。
天井に現しの米松補強梁が見えるLDK。
素足の触れる床材は触りの良いピノアース無垢床を用い自然オイル拭き仕上としました。底冷えのする山口の寒い季節も快適に暮らせるガス温水式床暖房を装備。