コンパクトに賢く暮らす家!
Minimum Maximum Plan その ①
延床面積が21坪程度のコンパクトでかわいらしい家を考えてみました。
私の経験上、家を広く設計する事は建築主の御予算が許せば、基本的にいくらでも可能です。このプランは家族3名(夫婦2人と子供1人)という今どきよくあるファミリーが「快適」に生活すことが可能な間取り配置を、
コンパクトな敷地に許容される、最大限の建ぺい率と容積率の範囲内で「最小の延べ床面積」の間取りという条件のもと、設計者自身も住んでみたい家を考えてみました。
家をコンパクトにするということは、結果的に、土地取得・諸税金・建設・維持管理・高熱などの費用も、もちろんコンパクトで済むようになります。敷地も広くなくて良いので周囲の草取りや外構工事を行う際も少ない負担で済むことでしょう。
1階の北側にある玄関ホールから容易に行くことができる位置にトイレ・洗面脱衣所~浴室等の水周りを集中配置。日当たりの良い南面側には生活の核となるLDKのみを配置。
LDKの東側に位置する対面キッチンから直接、洗面脱衣所へにアクセスできることで日々の家事作業の効率化が期待できる、主婦目線の導線としました。
2階には、眺望の良いバルコニー付きで広々した主寝室をあえて日照の安定した北側へ配置することで休日などに寝過ごしても、外部からの光が睡眠の邪魔をしないのでゆっくりとした癒しの時間を堪能できることでしょう。
太陽の降り注ぐ明るい南側には、子供部屋を配置。階段付近にはトイレがもうひとつ在るので、夜間や朝のラッシュ時でも渋滞は皆無。
収納用スペースをたくさん設けると共に、各々のプライバシーを重視した間取りといたしました。
建ててみたとしたら、こんな街並みになるでしょう。
コンパクトに賢く暮らす家!
Minimum Maximum Plan その ②
延床面積が21坪程度のコンパクトでクラシカルな雰囲気の家を考えてみました。
私の経験上、家を広く設計する事は建築主の御予算が許せば、基本的にいくらでも可能です。このプランは家族4名(夫婦2人と子供2人)という今どきよくあるファミリーが「快適」に生活すことが可能な間取り配置を、
コンパクトな敷地に許容される、最大限の建ぺい率と容積率の範囲内で「最小の延べ床面積」の間取りという条件のもと、設計者自身も住んでみたい家を考えてみました。
家をコンパクトにするということは、結果的に、土地取得・諸税金・建設・維持管理・高熱などの費用も、もちろんコンパクトで済むようになります。敷地も広くなくて良いので周囲の草取りや外構工事を行う際も少ない負担で済むことでしょう。
1階北側に建物と一体のピロティ(駐車場)が在る事がこの家の最大特徴と言えるでしょう。
普段、買い物などで荷物の搬入はもちろんの事、雨や雪などの悪天候時でも傘を使わずとも快適な乗り降りを実現。車も汚れにくく、霜も降りないので冬の朝でも快適です。
日当たりの良い南面側には生活の核となるLDKのみを配置、寝室等のプライベートは全て2階へ配置し割り切った間取りとしました。
2階の南東側には主寝室。夕方から就寝などで一日の過半数を過ごす2階に敢えて浴室、洗面脱衣所、トイレなどのサニタリーエリアを配しました。
収納スペースも各部屋に設けると共に、各々のプライバシーを重視した間取りといたしました。
東側から北側には個室の子供部屋を配置、あえて日照の安定した側とすることで、周りに気が散らず学生本文の勉学に勤しむことができるでしょう。
建ててみたとしたら、こんな街並みになるでしょう。